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J-GLOBAL ID：201702223152112666   整理番号：17A1117331

潮間帯基礎種の長期減少は群集組成の並列シフト【Powered by NICT】

Long-term declines in an intertidal foundation species parallel shifts in community composition

著者 (9件)： Sorte Cascade J. B. (Department of Ecology and Evolutionary Biology, University of California, Irvine, CA, 92697, USA) ,  Davidson Victoria E. (Whitman College, Walla Walla, WA, 99362, USA) ,  Franklin Marcus C. (Cornell Institute for Public Affairs, Cornell University, Ithaca, NY, 14853, USA) ,  Benes Kylla M. (Department of Ecology and Evolutionary Biology, University of California, Irvine, CA, 92697, USA) ,  Doellman Meredith M. (Department of Biological Sciences, University of Notre Dame, Notre Dame, IN, 46556, USA) ,  Etter Ron J. (Department of Biology, University of Massachusetts, Boston, MA, 02125, USA) ,  Hannigan Robyn E. (School for the Environment, University of Massachusetts, Boston, MA, 02125, USA) ,  Lubchenco Jane (Department of Integrative Biology, Oregon State University, Corvallis, OR, 97331, USA) ,  Menge Bruce A. (Department of Integrative Biology, Oregon State University, Corvallis, OR, 97331, USA)
資料名： Global Change Biology  (Global Change Biology)
巻： 23  号： 1  ページ： 341-352  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2590A  ISSN： 1354-1013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球は生物多様性の危機の中でであり,予測は,グローバルな変化の速度を連続的及び加速を示した。コミュニティと生態系の将来の変化は強く相互作用する種の豊度の変化,その消失は他の種の豊度の顕著な変化をもたらすことができるにより析出するであろう,いくつかの絶滅率の増加を含む。沿岸沿岸コミュニティは,基本的植物(例えば,コンブ)と動物(例えば,甲殻類)種によって提供された生息場所と食物資源に依存することが多い。米国メイン州,全球海洋における最速温暖化地域の一つの湾における過去40年にわたる,潮間帯生息場所の多様性と生産性に影響することが知られている基礎種,ムラサキイガイ(Mytilus edulis)の豊度の変化を定量した。一貫した調査法を用いて,400km以上に及ぶ部位からの歴史的データと現在の個体群サイズを比較した。これらの比較の結果は,ムラサキイガイは1970年代に初期ベンチマークからサイトレベルで>60%(範囲:29 100%)によるメイン湾で減少していることを示した。同時にイガイは低下するのに伴って,群集組成はシフト:歴史的群集データを持つ四か所で,固着微生物群集がますます藻類支配されていた。20地点を横断する現代(2013 2014)調査は固着性種の豊富さは正中部高潮間帯のイガイ豊度と相関していたことを示した。これらの結果は,重要な基盤種における減少は,潮間帯群集に影響を与えた可能性があることを示唆した。今後の保存努力を知らせるためには,メイン湾におけるイガイ個体群豊度と動力学の歴史的および現代のベースラインのデータベースを提供した。著者らの結果は,多様性の変化だけでなく成分種の豊度と同一性の変化を予測する重要性を強調し,基礎種のような強い相互作用は,カスケード群集シフトを駆動する可能性を持っている。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生物多様性 ,  アメリカ合衆国 ,  生物絶滅 ,  *潮間帯 ,  個体群 ,  甲殻類 ,  付着 ,  海洋 ,  沿岸 ,  生息場所 ,  生態系 ,  ムラサキイガイ
準シソーラス用語： イガイ ,  *群集構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： 大西洋 ,  ベンチマーク ,  生物多様性 ,  群集生態学 ,  基礎種 ,  地球的変化 ,  歴史的生態学 ,  ムラサキイガイ ,  Mytilus edulis(ムラサキイガイ) ,  個体群生物学

分類 (2件)： 自然保護  (SB06000L) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 潮間帯 ,  基礎 ,  長期 ,  群集組成 ,  シフト