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J-GLOBAL ID:201702223160999551   整理番号:17A0822732

締固めた土の統計的性質とその利用方法の考察

Statistical Characteristics of Soil-Compaction Data and Investigation of Their Usage
著者 (3件):
資料名:
巻: 57th  ページ: 33-40  発行年: 2012年11月22日 
JST資料番号: S0536A  資料種別: 会議録 (C)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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室内締固め試験に基づき現場の密度管理が行われてきた。これは現場管理業務においてルーチンワークとなっており今後も継続されるであろう。しかしその最大の問題は,締固め試験に関わる全ての物理量はばらつきがあり,本来統計処理の対象であるという視点が不問にされてきたことにあると思われる。粘質土においてはこのばらつきは無視できる程度のものと考えられるが,試験対象土の最大粒径が大きくなるにつれてばらつきの影響は顕著となる。さらに,室内試験と現場盛土における締固め特性が本質的に異なるという事態が問題をより複雑なものとしている。双方において得られた情報は,統計処理の対象であるという認識が重要と思われる。本報では,室内試験について,1)締め固めにおける相似性,2)締固め曲線の無次元表示という統計処理を促進するための二つの重要な概念を提案し,多くの土の締固め曲線は一定の飽和度のもとで相似移動によりスライドすることを報告する。さらに,相似移動の概念に基づき,信頼性を高めるための密度管理の手法や,施工管理における不確かさの明示について考察する。(著者抄録)
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