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J-GLOBAL ID:201702223169871092   整理番号:17A0444459

チクングニヤウイルスエンベロープを持つ偽型レンチウイルスベクターによる星状細胞とニューロンのCNS亜集団の選択的伝達【Powered by NICT】

Selective transduction of astrocytic and neuronal CNS subpopulations by lentiviral vectors pseudotyped with Chikungunya virus envelope
著者 (8件):
資料名:
巻: 123  ページ: 1-14  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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レンチウイルスベクターは分裂および非分裂ほ乳動物細胞長期導入遺伝子発現を促進する宿主ゲノムへ統合する遺伝子デリバリービヒクルである。レンチウイルスベクター汎用性は大きく天然エンベロープの代わりにベクトル粒子上への異種ウイルスエンベロープ蛋白質を組み込むことにより増加し,これらの偽ベクトルに与える修飾親和性と宿主域特異性である。チクングニヤウイルス(CHIKV G)およびシンドビスウイルス(SINV G)からのアルファウイルスエンベロープ蛋白質によるHIV-1に基づくレンチウイルスベクターのシュードタイピング効率を調べた。ベクター生産最適化に続いて,CHIKV G偽型の力価はVSV-G偽型と同等であったが,SINV G偽型のそれは有意に低かった。高力価CHIKV G偽型ベクターはin vitroで種々のヒトおよびマウス神経細胞株と正常ヒト星状細胞(NHA)に効率的に形質導入した。形質導入は広いが,NHAの指向性が観察された。in vivo成体ラット脳におけるそれぞれ線条体,視床および海馬における定位脳デリバリーは線条体星状細胞および海馬歯状回顆粒ニューロンへの制限された局在化した伝達を明らかにした。分化の有糸分裂後の段階の前駆体からのか粒ニューロンの異なるサブタイプの形質導入は顆粒内帯と歯状回顆粒細胞層で明らかであった。有意な炎症応答は観察されなかったが,VSV G偽型レンチウイルスベクターのそれに匹敵した。ロバストな長期発現三か月後伝達と共に神経炎症の非存在下,選択的かつユニークなニューロン/グリア指向性と結合したのは,これらのベクターは,CNSにおけるモデル化と遺伝子治療研究に有用であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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遺伝子操作  ,  医用素材 
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