抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:慢性心不全患者における血漿エンドセリン-1レベルと心房細動(心房細動)との関連性を検討する。方法:心機能NYHAクラスII~IV級の患者を組み入れ、心房細動群と洞リズム群に分け、心臓超音波及び血漿エンドセリン-1検査を行った。結果:本研究は119例の患者を含み、その中に心房細動群65例(男性/女性41/24)、年齢(77.2±9.5)歳、洞リズム群54例(男/女30/24)、年齢75.7±10.4歳。血漿エンドセリン-1レベルは左室拡張末期径(LVEDD)と正の相関があった(AF群r=0.356,洞調律群r=0.223,P<0.05)。左室駆出率(LVEF)と負の相関があった(AF群のr=-0.367,洞調律群のr=-0.215,P<0.05)。2つの群における血漿エンドセリン-1中央値(90.5pg/mL)を,危険因子を調整するために,2つの群に分けた。血漿エンドセリン-1≧90.5pg/mL群においては,血漿エンドセリン-1<90.5pg/mL群におけるより高い心房細動リスクがあった(OR=2.52,95%CI=1.01-3.67)。結論:血漿エンドセリン-1レベルの上昇は心不全患者の心房細動のリスクを増加させる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】