文献
J-GLOBAL ID:201702223291576699   整理番号:17A0499357

二空洞無機エレクトライドLin@B20H26(n=1,2)の二次NLO応答 余剰電子数の増加およびB20H26のさまざまなB-B結合部位による変化

Second-order NLO responses of two-cavity inorganic electrides Lin@B20H26 (n = 1, 2): evolutions with increasing excess electron number and various B-B connection sites of B20H26
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 2557-2566  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
特定の空間への余剰電子の閉じ込めは非線形光学(NLO)分子を設計する有効な戦略である。余剰電子を有する錯形成体は通常有機化合物であるが,これらの化合物は熱的に不安定であり,従ってNLO材料の加工要件をほとんど満たさない。本研究においてはより熱安定性およびNLO応答の向上した分子を得るために二つの空洞を備えるB20H26異性体の無機化合物を提案した。含まれる二つの空洞によりB20H26は一個または二個のLi原子でドーピングしてLi@B20H26およびLi2@B20H26のエレクトライドを形成することができる。これらのエレクトライドは対応するドーピングされていないB20H26の錯形成体より大きなNLO応答を示した。特に,Li2@B20H26は対応するB20H26のものの850倍大きな108 846 a.u.(MP2/631+G(d)レベル)という最大β0値を有した。さらに,余剰電子数によるβ0値の変化は二種類の異性体で目ざましく,二つの空洞の間のさまざまなB-B結合部位に起因する異性体の間のβ0値の間の差異も顕著であった。従って,本研究の無機エレクトライドは,β0値の大きさに起因するより良い性能だけでなくNLOの分子レベル変調についてより良い挙動も有した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子・分子のクラスタ  ,  分子化合物 

前のページに戻る