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J-GLOBAL ID:201702223322210273   整理番号:17A1996203

巨大災害研究の現状と展望

Present and Future Research in Disaster Reduction Systems
著者 (8件):
資料名:
号: 60  ページ: 171-180  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: S0431B  ISSN: 0386-412X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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今,日本社会は,社会の存立自体を根幹から揺るがすようなカタストロフ(破局的事態)に直面しようとしている。災害リスクは,ハザード(災害をもたらす自然現象の起きやすさ)・エクスポージャ(ハザードに晒されている人口や資産)・バルネラビリティ(ハザードに対する脆弱性)の3つの要素から構成される。ハザードについては,気候変動による水害・土砂災害の増加,火山活動・地震活動の活発化があり,今以上に大きくなるだろう。エクスポージャについては,日本全体の人口は減少するが,資本蓄積は進み,人口の集中も継続するだろう。バルネラビリティの減少のためのハード対策は行われているが,都道府県,市町村の財政基盤が弱くなるため,ソフト対策による被害軽減への期待が大きくなるだろう。これまで,巨大災害研究センターで取り組んできた災害対応の標準化,マニュアル類の整備は,暗黙知を形式知にすることで「型」を作る工程だったと考えられる。現状は,「型通り」にすることで効率化が図られているが,本研究で実現を目指すものは,現状の「型通り」の対応から,次のステップである「型破り」の対応へのステップアップを実現することである。
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分類 (2件):
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自然災害  ,  その他の災害,防災 
タイトルに関連する用語 (4件):
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