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J-GLOBAL ID：201702223326928581   整理番号：17A0982290

グラファイト性窒素ドーピングはグラフェンに強磁性を誘起する

Doping with Graphitic Nitrogen Triggers Ferromagnetism in Graphene

著者 (8件)： BLONSKI Piotr (Palacky Univ. in Olomouc, Olomouc, CZE) ,  TUCEK Jiri (Palacky Univ. in Olomouc, Olomouc, CZE) ,  SOFER Zdenek (Univ. Chemistry and Technol. Prague, Prague, CZE) ,  MAZANEK Vlastimil (Univ. Chemistry and Technol. Prague, Prague, CZE) ,  PETR Martin (Palacky Univ. in Olomouc, Olomouc, CZE) ,  PUMERA Martin (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  OTYEPKA Michal (Palacky Univ. in Olomouc, Olomouc, CZE) ,  ZBORIL Radek (Palacky Univ. in Olomouc, Olomouc, CZE)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 8  ページ： 3171-3180  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェンオキシドのアンモニア雰囲気中における剥離/還元によって窒素ドープされたグラフェンを調製した。X線光電子スペクトル,Ramanスペクトル,熱重量分析,磁気特性についてキャラクタリゼーションを行った。窒素含有量5at%までは非磁性であるが,5.1at%(69K)では強磁性が発現し,飽和磁化は1.09emu/gに達した。PBEレベルの密度汎関数法による電子構造および状態密度計算とあわせて,グラファイト性窒素の寄与が支配的であり,ピリジン性窒素および吸着窒素の寄与は小さいと推定した。伝導電子の媒介による常磁性中心間の交換相互作用を推定した。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *ドーピング ,  *窒素 ,  *強磁性 ,  酸化物 ,  アンモニア ,  剥離 ,  還元 ,  X線光電子スペクトル ,  Ramanスペクトル ,  熱重量分析 ,  磁気的性質 ,  飽和磁化 ,  密度汎関数法 ,  電子構造 ,  状態密度 ,  伝導電子 ,  常磁性中心 ,  交換相互作用
準シソーラス用語： グラフェンオキシド ,  磁気特性

分類 (3件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  不純物・欠陥の電子構造  (BM02100I) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U)

タイトルに関連する用語 (5件)： グラファイト ,  窒素ドーピング ,  グラフェン ,  強磁性 ,  誘起