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J-GLOBAL ID：201702223327421509   整理番号：17A0306448

濃厚飼料自給への道 第1部 トウモロコシ編 2)雌穂の乾物率60%を基に選定,窒素を2kg/10a増肥する 北海道におけるイアコーンや子実主体のサイレージ向け品種と栽培

著者 (1件)： 岩渕慶 (ホクレン農業協同連)
資料名： Dairyman  (Dairyman)
巻： 67  号： 3  ページ： 46-47  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： L0973A  ISSN： 0416-6272  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イアコーンサイレージ(ECS)や子実主体サイレージとして利用するトウモロコシの栽培では,雌穂の乾物率を基に適性品種を選定する。目標乾物率は60%(最低55%)で,乾物率の推定は雌穂のミルクラインが子実の基部まで降下した完熟期が収穫適期である。そのため,ホールクロップサイレージ(WCS)利用に比べ積算温度(栽培日数)がより多く必要で,より早生の品種を選択する必要があった。雌穂乾物率の上昇速度は品種ごとに異なり,WCS用の早晩性とも異なっており,北海道の栽培可能な地域で800~1000kg/10a(乾物収量)が期待できた。栽培では地域ごとに適正な品種を選択し,生育環境を整え,適期播種,適切な播種密度と覇種の正確性,施肥や追肥,雑草対策などの栽培管理を行うことが重要であった。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *飼料作物 ,  *穂 ,  種子 ,  サイレージ ,  *栽培管理 ,  北海道 ,  栽培品種 ,  品種差 ,  登熟 ,  成長段階 ,  ホールクロップサイレージ ,  植物成長 ,  積算温度 ,  乾物量 ,  作物収量 ,  成長速度 ,  播種 ,  時期 ,  栽植密度 ,  施肥 ,  雑草防除 ,  予測技法 ,  品種選定
準シソーラス用語： イアコーンサイレージ ,  ミルクライン ,  乾物収量 ,  完熟 ,  子実 ,  *雌穂 ,  早生品種 ,  早晩性

分類 (2件)： トウモロコシ  (FC03034D) ,  飼料作物,草地  (FC03050J)

タイトルに関連する用語 (15件)： 濃厚飼料 ,  道 ,  1部 ,  トウモロコシ ,  雌 ,  穂 ,  乾物 ,  選定 ,  窒素 ,  肥 ,  北海道 ,  子実 ,  サイレージ ,  品種 ,  栽培