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J-GLOBAL ID：201702223338968211   整理番号：17A1051147

作物モデルに基づくゲノム選択のための多環境試験の最適化

Optimization of multi-environment trials for genomic selection based on crop models

著者 (12件)： RINCENT R. (INRA, Clermont-Ferrand, FRA) ,  RINCENT R. (Univ. Blaise Pascal, Aubiere, FRA) ,  KUHN E. (Univ. Paris-Saclay, Jouy-en-Josas, FRA) ,  MONOD H. (Univ. Paris-Saclay, Jouy-en-Josas, FRA) ,  OURY F.-X. (INRA, Clermont-Ferrand, FRA) ,  OURY F.-X. (Univ. Blaise Pascal, Aubiere, FRA) ,  ROUSSET M. (INRA, Clermont-Ferrand, FRA) ,  ROUSSET M. (Univ. Blaise Pascal, Aubiere, FRA) ,  ALLARD V. (INRA, Clermont-Ferrand, FRA) ,  ALLARD V. (Univ. Blaise Pascal, Aubiere, FRA) ,  GOUIS J. Le (INRA, Clermont-Ferrand, FRA) ,  GOUIS J. Le (Univ. Blaise Pascal, Aubiere, FRA)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 130  号： 8  ページ： 1735-1752  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 作物育種では,環境が変わると品種性能が変わることがしばしば起こる。この現象は遺伝子環境相互作用と呼ばれる。筆者らは,生態生理学的モデリングと遺伝学的モデリングを組み合わせて,予測精度を上げるための検討を行った。作物成長モデルとゲノム選択モデルの組み合わせによって,効果的に遺伝子型×環境相互作用を予測するための多環境試験を最適化する統計的基準を提案した。OptiMETと呼ばれるこの基準によって,コムギのフェノロジーを例として,シミュレーションと実際のデータから評価した。OptiMETで規定した多環境試験によって,誤差の少ない遺伝パラメータを推定することができ,量的形質遺伝子座の検出力の向上や予測精度の向上につながった。すなわち,OptiMETは最適な実験条件を決定するためのツールとして有用である。

シソーラス用語： 選択 ,  *シミュレーションモデル ,  圃場試験 ,  相互作用 ,  *作物育種 ,  標準 ,  最適化 ,  コムギ ,  量的形質遺伝子座 ,  精度
準シソーラス用語： ゲノム選択 ,  OptiMET ,  遺伝子環境相互作用 ,  *作物モデル ,  多環境試験 ,  予測精度

分類 (2件)： 作物育種一般  (FC02010K) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 作物モデル ,  ゲノム選択 ,  環境試験 ,  最適化