文献

J-GLOBAL ID：201702223341429243   整理番号：17A1385152

中期鼠径下バイパスグラフト開存性に対する抗凝固療法の有効性比較【Powered by NICT】

Comparative effectiveness of anticoagulation on midterm infrainguinal bypass graft patency

著者 (6件)： Liang Nathan L. (Division of Vascular Surgery, Department of Surgery, University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, Pa) ,  Baril Donald T. (Division of Vascular Surgery, Department of Surgery, University of California Los Angeles, Los Angeles, Calif) ,  Avgerinos Efthymios D. (Division of Vascular Surgery, Department of Surgery, University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, Pa) ,  Leers Steven A. (Division of Vascular Surgery, Department of Surgery, University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, Pa) ,  Makaroun Michel S. (Division of Vascular Surgery, Department of Surgery, University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, Pa) ,  Chaer Rabih A. (Division of Vascular Surgery, Department of Surgery, University of Pittsburgh Medical Center, Pittsburgh, Pa)
資料名： Journal of Vascular Surgery  (Journal of Vascular Surgery)
巻： 66  号： 2  ページ： 499-505.e2  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3194A  ISSN： 0741-5214  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗凝固治療(AC)は鼠径下バイパス開存性の延長のために臨床的に用いられているが,この方法の有効性の証拠は議論の分かれるところである。本研究の目的は,バイパス移植片の一次開存によるACの関連を決定することであった。2003年から2015年まで実施されたフォローアップの少なくとも1年下腿ターゲットに鼠径部バイパス移植を受けた患者の臨床的および共存データは学会血管手術血管品質イニシアチブから得られた。治療加重Cox回帰の逆傾向は,全コホートの開存性に及ぼすACの影響を評価するために用いた処理群間で臨床的,手術・差に対して調整された。遠位ターゲットと導管型のサブグループ分析を行った。周術期合併症は傾向重み付きロジスティック回帰を用いて解析した。は2003年から2015年までの完全な1年の追跡調査情報を用いた,7612バイパス移植片を同定した。平均年齢は67.5±11.2歳であった;30.5%(n=2320)であった女性で,28.6%(n=2165)は,治療ACに退院した。抗凝固療法を受けている群はけい骨,足首,および足ターゲット(52.1% [n=1127] vs 47.6% [n=2269]; P<.001)のより高い割合を示したが,非単一セグメント静脈導管(44.3% [n=951] vs 26.5% [n=1426]; P<.001)の使用拡大を有し,以前の同側バイパス(27.2% [n=589] vs 14.7% [n=794]; P<.001)またはステント(25.4% [n=550] vs 20.9% [n=1130]; P<.001)を持つように思われた。推定調整一次開存は70.8%±0.6%であった抗凝固療法を受けているバイパス(66.9%±1.2% vs 72.4%±0.7%; P<.001)の1年と低かった。傾向重み付け解析はコホート全体(ハザード比[HR],0.98;95%信頼区間[CI],0.86 1.11;P=.8における一次開存によるACの有意な関連を示さなかった。)が膝下膝か標的(HR,0.85;非単一セグメント静脈導管で一次開存性の改善に向けた傾向を示した。95%CI0.80 1.02;P=0.09)。ACは,人工バイパスグラフト(HR,0.77; 95% CI,0.62 0.96; P=.02)または人工バイパスと膝窩動脈下標的(HR,0.72; 95% CI,0.54 0.97; P=.02)に有意に改善された二次開存と関連していた。術後創傷合併症のオッズは,AC(オッズ比1.33;95%CI1.11 1.61;P=.002)の投与を受けた患者で有意に高かった。本研究では,鼠径下バイパス移植片の一次開存の治療ACの大きな影響を示さない。ACによる処理は,人工バイパス患者における二次開存性を利益,特に膝窩動脈下標的に結合したが,術後創傷合併症のリスク増加の可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 追跡調査 ,  静脈 ,  管路 ,  女性 ,  *バイパス ,  *鼠径 ,  ステント ,  患者 ,  *抗凝固療法 ,  膝窩動脈 ,  脛骨 ,  移植片 ,  血管外科 ,  *凝固
準シソーラス用語： *開存性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 血液・体液作用薬の臨床への応用  (GW14020X) ,  循環系疾患の薬物療法  (GJ05020M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 中期 ,  鼠径 ,  バイパスグラフト ,  開存性 ,  抗凝固療法 ,  有効性