抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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印鑑照合では,真値である1枚の捺印後の印影と他の印影との比較になるが,この検討は既に筆者の一人が実施済みである。この検討は,金型と加工後寸法の対応性の評価と同じとみることができ,本稿では射出成形の最適化について検討した。品質工学のMTシステム,特に逆行列を用いる場合の単位空間ではメンバー間のばらつきを単位量とするが,単位空間が1個の今回の場合は,項目間のばらつきのみを単位量に使用することになる。具体的には,1)薄肉S字型射出成形品による射出成形の検討(真値「金型寸法」の測定,薄肉S字型射出成形品の測定,実験計画と直交表への割り付け),2)データ解析(単位空間が一つの場合のデータの解析法,通常のSN比による解析との比較),3)結果(転写性のMTシステムによる結果と要因効果図,推定値と確認実験の結果,通常の解析による要因効果図)について述べた。3)では,最適条件ではSN比,感度とも初期条件に対して向上したことを提示した,