抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近の長距離山岳トンネルでは,高速掘進を目指して,連続ベルトコンベヤシステムによりずりを搬出する場合が多くなってきている。しかし,発破掘削の場合には,飛石による損傷を避けるため,坑内設備を切羽から離して配置する必要があり,これが掘進速度の低下の一因となっていた。このような背景から,坑内設備に飛石が届かないようにして退避距離を短縮できるような発破防護装置「移動式発破防護バルーン」を開発した。現場適用の結果,飛石は坑内設備に届かず,また,発破による本装置の大きな損傷は見られなかった。今後も本装置の現場適用を続け,継続的なデータの蓄積と改良を進めていきたい。(著者抄録)