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J-GLOBAL ID:201702223427492557   整理番号:17A1546802

腫瘍間質内のCD163陽性マクロファージは口腔扁平上皮癌におけるリンパ管形成とリンパ節転移に関連している【Powered by NICT】

CD163-Positive Macrophages Within the Tumor Stroma Are Associated With Lymphangiogenesis and Lymph Node Metastasis in Oral Squamous Cell Carcinoma
著者 (7件):
資料名:
巻: 75  号: 10  ページ: 2144-2153  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0798B  ISSN: 0278-2391  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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増加している証拠は,腫瘍間質成分,特に腫瘍関連マクロファージ(TAM)は,様々な固形悪性腫瘍タイプの腫瘍進行に重要な役割を果たすことを示した。しかし,口腔扁平上皮癌(OSCC)におけるそれらの役割は完全には解明されていない。七十ヒト舌のOSCC検体を本研究で分析した。免疫組織化学を用いて,CD68~-,CD163およびCD204陽性TAMと臨床病理学的パラメータの密度の間の相関を調べることであった。リンパ管密度(LVD)はD2-40抗体を用いて推定した。in vitro研究もRAW264.7マウス単球性白血病細胞におけるサイトカインおよびケモカイン発現に対するOSCC細胞株由来の条件培地(CM)の影響を調べた。CD68~-,CD163およびCD204陽性TAMの密度増加は有意にリンパ節転移(P=.035,.0082,0.038)と相関していた。LVDは,このような転移のない患者よりリンパ節転移患者でかなり多かった。LVDは,より高いCD163陽性TAM密度患者で増加した。免疫蛍光法を用いた研究は,血管内皮成長因子(VEGF)-CはCD163陽性TAM(74.2%)70例中52例で発現していることを示した。さらに,OSCC細胞株由来のCMはRAW264.7細胞におけるIl-10,Ccl22,Vegf-a,およびVegfcの発現を刺激した;が,Il12サブユニットp35発現レベルは変化しなかった。CD163陽性TAMは,VEGF-C発現を介してリンパ管形成,OSCCにおける所属リンパ節転移に寄与することを促進した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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歯と口腔の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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