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J-GLOBAL ID：201702223447559699   整理番号：17A1640353

癌細胞の酸素運搬と特異的認識のためのヘモグロビン共役トリブロック共重合体の合成【Powered by NICT】

Synthesis of a hemoglobin-conjugated triblock copolymer for oxygen carrying and specific recognition of cancer cells

著者 (5件)： Bu Huixuan (The Department of Polymer Science and Engineering of Zhejiang University, No. 38, Zheda Road, Hangzhou, Zhejiang 310027, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Xu Xin ,  Chen Jiaming ,  Cui Yuecheng ,  Wang Li-Qun
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 76  ページ： 48166-48175  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最も抗癌治療に負の影響を及ぼす,腫瘍低酸素は,近年広範囲な不安を引き起こしている。この問題に関して,本論文では酸素運搬と癌細胞認識能を有する官能化ヘモグロビンベース酸素ナノキャリア(HBOC)を報告した。最初に,第一ブロックはグルコースユニットから構成されている,トリブロック共重合体ポリ[2-(メタクリルアミド)glucopyranose]-b-ポリ(methacrylicacid)-b-ポリ(ブチルメタクリラート)(PMAG b PMAA b PBMA)を合成し,特性化した。両親媒性共重合体のリン酸緩衝液中でミセルへの自己集合後,ヘモグロビンはHbに及ぼすPMAAとアミノ基上のカルボキシル基との縮合反応を介してミセルに抱合した。,平均直径約147nmのHBOCは安定であり,リン酸緩衝液中に均一に分散した。さらに,in vitro細胞毒性研究は,HBOCは生体適合性であることを明らかにした。より重要なことは,このHBOCは酸素結合のための優れた容量を保持していることを実証した。さらに,細胞取り込みは,HBOCは正常細胞,HBOCは癌細胞の特異的認識を示すことを意味するよりも癌細胞により容易に取り込まれたことを示した。,調製したヘモグロビン抱合高分子は腫瘍治療のための有望なナノキャリアになり得る。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生体適合性 ,  *ヘモグロビン ,  腫瘍 ,  自己集合 ,  *酸素 ,  *トリブロック共重合体 ,  in vitro実験 ,  ミセル ,  *腫瘍細胞 ,  化学合成 ,  細胞毒性 ,  抱合 ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： リン酸緩衝液 ,  ナノキャリア ,  癌治療 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 癌細胞 ,  酸素 ,  運搬 ,  ヘモグロビン ,  共役 ,  トリブロック共重合体