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J-GLOBAL ID：201702223459549141   整理番号：17A1604831

ランタニド有機リン酸塩スピロ高分子: 合成,構造およびガドリニウム高分子中の磁気熱量効果

Lanthanide Organophosphate Spiro Polymers: Synthesis, Structure, and Magnetocaloric Effect in the Gadolinium Polymer

著者 (3件)： GUPTA Sandeep K. (Indian Inst. of Technol. Bombay, Mumbai, IND) ,  BHAT Gulzar A. (Indian Inst. of Technol. Bombay, Mumbai, IND) ,  MURUGAVEL Ramaswamy (Indian Inst. of Technol. Bombay, Mumbai, IND)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 15  ページ： 9071-9083  発行年： 2017年08月07日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硝酸ランタニド(Ln(NO₃)₃・xH₂O)と2,6-ジイソプロピルフェニルリン酸塩(dippH₂)のNaOH水溶液での反応により,各種の1次元スピロ環状有機リン酸塩高分子{[Ln(dipp)(dippH)(CH₃OH)(H₂O)₂](CH₃OH)₂}_n(Ln=La~Nd,Sm~Er)(各々錯体1~11)を合成した。結晶構造解析(2~5,7~11)の結果から,疎水性有機リン酸塩部分が無機ランタニドリン酸塩鎖状コアを被覆する構造であり,2~5および7ではdipp^2-およびdippH^-が各々[2.111]および[2.110]モードで8配位,8~11では[2.110]モードで7配位した三方(但し9のみは五方)錐体構造で結合していることがわかった。いずれも弱反強磁性を示し,等方性Gd錯体(7)では2.5Kで7.0T磁場変化で最大エントロピー変化17.83Jkg^-1K^-1を示した。

シソーラス用語： *リン酸誘導体 ,  *有機リン化合物 ,  *希土類元素錯体 ,  *スピロ化合物 ,  *化学合成 ,  分子構造 ,  ガドリニウム化合物 ,  *磁気熱量効果 ,  水酸化ナトリウム ,  アクア錯体 ,  結晶構造解析 ,  コアシェル構造 ,  反強磁性 ,  ガドリニウム錯体 ,  エントロピー ,  *無機重合体 ,  分子内水素結合 ,  核間距離 ,  熱起電力 ,  温度依存性 ,  磁場効果
準シソーラス用語： *ランタニド錯体 ,  高分子構造 ,  *高分子合成 ,  磁気エントロピー ,  熱電能 ,  *有機リン酸塩

分類 (4件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

物質索引 (1件)： りん酸2,6-ジイソプロピルフェニル

タイトルに関連する用語 (5件)： ランタニド ,  有機リン酸塩 ,  高分子 ,  ガドリニウム ,  磁気熱量効果