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J-GLOBAL ID：201702223526143399   整理番号：17A1703013

鼻腔内投与したIGF-1はin vivoで拡延性抑制を阻害する【Powered by NICT】

Intranasally administered IGF-1 inhibits spreading depression in vivo

著者 (3件)： Grinberg Yelena Y. (Department of Neurology, The University of Chicago Medical Center, 5841 South Maryland Avenue, Chicago, IL 60637-1470, United States) ,  Zitzow Lois A. (Animal Resources Center, Department of Surgery, The University of Chicago Medical Center, 5841 South Maryland Avenue, Chicago, IL 60637-1470, United States) ,  Kraig Richard P. (Department of Neurology, The University of Chicago Medical Center, 5841 South Maryland Avenue, Chicago, IL 60637-1470, United States)
資料名： Brain Research  (Brain Research)
巻： 1677  ページ： 47-57  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0705B  ISSN： 0006-8993  CODEN： BRREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 拡延性抑圧(SD)は,感受性灰白質脳領域を通ってゆっくり移動する細胞脱分極の波である。SDは片頭痛前兆の最も可能性のある原因とおそらく片頭痛であり,片頭痛の受け入れられている動物モデルである。SDを防ぐことができる治療の同定は,片頭痛治療への臨床的関連性を持つ可能性がある。ここでは,インシュリン様成長因子-1(IGF 1)をラットに鼻腔内送達後のin vivo新皮質SDを有意に阻害することを示した。IGF-1の単回投与は1時間以内にSDを阻害し,その後少なくとも七日間保護し続けた。三日目ごとの投与と,IGF-1の二週間コースは,SD感受性を減少させ,グリア活性化,鼻粘膜,血清マーカー毒性の異常な効果を示さなかった。SDはミクログリア活性化を含む機構によりin vitroでSDが導出された。はin vivoで再発SDはその後のSDに対する感受性を増加させ,IGF-1による介入はこの病理学を中断したことを示し,この関係に加えた。これらの知見は,SD感受性を緩和することができる新規な介入として,その結果,潜在的に片頭痛としてIGF-1の経鼻投与を支持した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 片頭痛 ,  炎症 ,  病理学 ,  *鼻腔内投与 ,  感受性 ,  鼻粘膜 ,  in vitro実験 ,  脱分極 ,  *IGF1 ,  ミクログリア ,  毒性 ,  再発 ,  単回投与 ,  治療法
準シソーラス用語： 動物モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 片頭痛 ,  拡延性抑制 ,  ミクログリア ,  炎症 ,  神経炎症 ,  インシュリン様成長因子-1 ,  神経治療

分類 (2件)： サイトカイン  (EB08090G) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 鼻腔内投与 ,  IGF ,  拡延性抑制 ,  阻害