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J-GLOBAL ID：201702223597899539   整理番号：17A0972966

工業用リグニンの芳香族化合物への還元高度化向け担持Ni₂P触媒の調製側面

Preparative Aspects of Supported Ni₂P Catalysts for Reductive Upgrading of Technical Lignin to Aromatics

著者 (2件)： KORANYI Tamas I. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  HENSEN Emiel J. M. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD)
資料名： Catalysis Letters  (Catalysis Letters)
巻： 147  号： 7  ページ： 1722-1731  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： T0669A  ISSN： 1011-372X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリカ担持リン化ニッケル(Ni₂P)触媒を焼成NiO/SiO₂をP/Ni原子比=1でP源としてのリン酸塩溶液に含浸させ,引続く比較的低温(620°C)での還元により調製した。生成シリカ担持Ni₂P触媒はソーダリグニンの解重合に対してほとんど触媒活性を示さなかった。一方,混合酸化物(CuMgAlO_x)触媒によるソーダリグニンの解重合由来リグニン油の水素化脱酸素(HDO)芳香族化おいてシリカ担持Ni₂Pは高触媒活性を示した。したがって,CuMgAlO_xとシリカ担持Ni₂Pの組合せ触媒によるHDO度が単独CuMgAlO_xの場合(47wt%)から86wt%へ増加した。340°Cのエタノール中のリグニンの一段階還元高度化におけるこの組合せ触媒の相乗作用が>50wt%のリグニン単量体収率と>80wt%のHDO度をもたらした。

シソーラス用語： *リグニン ,  *脱酸素反応 ,  *ニッケル化合物 ,  *リン化物 ,  *担持触媒 ,  二酸化ケイ素 ,  触媒調製 ,  触媒活性 ,  含浸 ,  リン酸塩 ,  解重合 ,  水素化 ,  相乗作用 ,  芳香族化
準シソーラス用語： *リン化ニッケル ,  *水素化脱酸素

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 工業 ,  リグニン ,  芳香族化合物 ,  還元 ,  高度化 ,  担持 ,  触媒 ,  調製