抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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代表的なCOTSコントローラであるHIMA社のセーフティPLCを鉄道産業に納入した事例とその背景について述べた。鉄道分野では,他の産業よりも高い安全性とコストダウンが求められている。HIMAスアでは,鉄道産業に携わるエキスパートに鉄道技術の将来について話を聞いた。10-15年までは,鉄道産業ではCOTSソリューションに対する抵抗が大きかった。しかし,汎用性とフレキシビリティという理由からではなく,ライフサイクルコストが低いということでCOTSコントローラが普及し始めている。I/O点数200点以上の比較的大きいシステムではCOTSコントローラを使うときはネットワーク化する必要がある。十分に処理速度が速いPLCであれば実装可能である。またサイバーセキュリティに対しても,PCベースのPLCベースでは常にオペレーティングシステムを更新する必要があるがHIMA社のコントローラは独自のオペレーティングシステムを使っているのでサイバー攻撃を受けにくい。