抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我が国の本格的超高層時代の幕開けは,1968年4月に竣工した36階建て霞が関三井ビルの出現によることは,広く知られるところである。これを契機に超高層建物が続々と計画,出現し,現在日本における高さ100m以上の超高層建物(一般的には,高さ60m以上を超高層建築と定義している)は1000棟を数えるまでになっている。これまで,地震国日本での超高層建築は不可能と思われていたものが,霞が関三井ビルの出現からほぼ50年後の今日では,超高層大国日本といわれるまでになった。その要因は,コンピュータの処理能力の飛躍的向上によって,さまざまな課題が多くの研究者,実務者らの努力によって解決され,日本の超高層建築技術は,大きく進歩,発展を遂げることができた。本稿では,日本における超高層建築の発展の変遷を概説する。(著者抄録)