文献

J-GLOBAL ID：201702223627893585   整理番号：17A0936773

A型インフルエンザウイルスの強力な阻害剤としての新規ボルネオール誘導体の合成とin vitro研究【Powered by NICT】

Synthesis and in vitro study of novel borneol derivatives as potent inhibitors of the influenza A virus

著者 (7件)： Sokolova A. S. (Novosibirsk Institute of Organic Chemistry, Siberian Branch of the Russian Academy of Sciences, Lavrentjev Avenue 9, 630090 Novosibirsk, Russia. [e-mail]) ,  Yarovaya O. I. ,  Semenova M. D. ,  Shtro A. A. ,  Orshanskaya I. R. ,  Zarubaev V. V. ,  Salakhutdinov N. F.
資料名： Medchemcomm  (Medchemcomm)
巻： 8  号： 5  ページ： 960-963  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2333A  ISSN： 2040-2503  CODEN： MCCEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,インフルエンザAウイルスの強力な阻害剤としての( )-ボルネオールおよび( )-イソボルネオールの新規複素環誘導体の設計と合成を示した。すべての化合物は,MDCK細胞に対する細胞毒性とインフルエンザウイルスA/Puerto Rico/8/34(H1N1)に対するウイルス阻害活性を試験した。モルホリンフラグメントを含む化合物716と26は,インフルエンザウイルスA(H1N1)の複製を阻害する8245および65の選択性指数を持つエージェントとして最も高い効率を示した。1-メチルピペラジンモチーフを含む誘導体9(SI=23)と18(SI=25)は中程度の抗ウイルス活性を示した。この新しい一連ボルネオール誘導体の構造活性解析は1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン足場は抗ウイルス活性に必要であることを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： MDCK細胞 ,  細胞毒性 ,  エージェント ,  *インフルエンザウイルス ,  抗ウイルス作用 ,  *in vitro実験 ,  *ウイルス
準シソーラス用語： 構造活性 ,  阻害活性 ,  *阻害剤 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 薬物の合成  (GV01030F) ,  抗ウイルス薬の基礎研究  (GW17040O) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W)

タイトルに関連する用語 (5件)： A型インフルエンザウイルス ,  阻害剤 ,  ボルネオール ,  誘導体 ,  研究