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J-GLOBAL ID：201702223651397718   整理番号：17A0695793

地上-大気フラックスに関する旅客機オンボード装置にて行われた二酸化炭素測定の確定 垂直混合における輸送モデル誤差の影響

The constraint of CO₂ measurements made onboard passenger aircraft on surface-atmosphere fluxes: the impact of transport model errors in vertical mixing

著者 (5件)： VERMA Shreeya (Max Planck Inst. for Biogeochemistry, Jena, DEU) ,  MARSHALL Julia (Max Planck Inst. for Biogeochemistry, Jena, DEU) ,  GERBIG Christoph (Max Planck Inst. for Biogeochemistry, Jena, DEU) ,  ROEDENBECK Christian (Max Planck Inst. for Biogeochemistry, Jena, DEU) ,  TOTSCHE Kai Uwe (Friedrich Schiller Univ., Jena, DEU)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 17  号： 9  ページ： 5665-5675 (WEB ONLY)  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 輸送モデルによる大気過程の不正確な表現は逆解析における主要な不確実性起源であり,フラックス推定における大きな不一致をもたらす。旅客機による垂直プロファイルを用いて,フラックスに関する大気輸送モデルによるシミュレーションにより,垂直輸送における不確実性の影響を研究した。我々の数値実験は,旅客機による時空間測定からの統合データを基礎としている。地上ベースネットワークを利用したフラックスと旅客機プロファイルを利用したフラックスに関する不確実性の影響を比較した。旅客機でのプロファイルを利用したフラックスは,地上ベースネットワークからのフラックスと比較して境界層高さの誤差に敏感ではない。この知見は,逆解析法を利用したフラックス推定に対して,旅客機搭載装置による大気観測利用の長所を強調する。二酸化炭素の合成垂直プロファイルを使用して,これらの測定の可能性を推定し,これらの測定は地域的な炭素収支を確定することにおける将来のIAGOS(定期旅客機を利用した全球観測システム)計画を通して有効である。現存の地上ネットワークにより確定されている熱帯アフリカと温帯ヨーロッパ地域は,7~10%のフラックス不確実性削減によりこれらの測定から多くの利益を得る。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *物質流束 ,  旅客機 ,  モデル ,  垂直分布 ,  境界層 ,  *物質収支 ,  *鉛直輸送 ,  気候変動 ,  データ解析 ,  地球温暖化
準シソーラス用語： ERA-Interim ,  *二酸化炭素フラックス ,  垂直輸送 ,  大気輸送モデル ,  *炭素収支

分類 (2件)： 対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (9件)： 地上 ,  大気 ,  フラックス ,  旅客機 ,  二酸化炭素 ,  確定 ,  垂直 ,  輸送 ,  モデル誤差