抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フォトニックバンドギャップファイバ(PBGF)は,中実ガラスで構成されたオールソリッドPBGFと,中空コア構造を有する空気コアPBGFとに分類することができるが,いずれのタイプのPBGFにおいても,伝送帯域の拡大が求められている。本研究では,従来型のPBGFに比べてフォトニックバンドギャップ帯域を拡大可能な新規構造PBGFを提案している。具体的には,オールソリッドPBGFとして,高屈折率媒質中に低屈折率ロッドを配置したweb構造オールソリッドPBGFを提案し,広帯域フィルタとして応用可能であることを示している。また,空気コアPBGFのクラッド構造として,改良TLR(Improved Triangular Lattice of Rods)という新規クラッド構造を提案し,一般的なガラスキャピラリーを積み重ねて作製可能な空気コアPBGFの中で,最も伝送帯域の広いPBGFが実現可能であることを明らかにしている。(著者抄録)