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J-GLOBAL ID:201702223801584203   整理番号:17A1897930

環境刑法入門 第10回(最終回)グローバルな民主政治の危機でも地球環境を保全できるか?

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資料名:
巻: 53  号: 12  ページ: 083-089  発行年: 2017年12月10日 
JST資料番号: S0268A  ISSN: 1340-2552  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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いよいよ最終回を迎えた「環境刑法入門」では,グローバルな観点から環境保全の方策を考える。もし核戦争または原発事故が勃発すれば,法による環境保護の全努力が一瞬のうちに無駄になってしまう。人命のみならず歴史的遺産さらに生物等の自然環境をも破壊し尽す。それゆえ,環境保護に最重要なのが世界の「平和」と「核の安全管理」である。その構築は国際協調を支える各国の民主政治による交渉と自制に依拠する。それにもかかわらず,今や民主主義が劣化して危機を迎えている(ポピュリズム・衆愚政治)。PCやスマホの偏狭な知識に依存した「思考の停止」と「歴史の忘却」が増えているためかもしれない。その結果,宗教的対立・民族主義が復活し,自国第一主義のエゴイズムがはびこりかけている。以前から環境保護を巡り先進国と後発国との利害対立があったが,戦争で最も環境破壊に貢献してきた米国のトランプ政権はパリ協定から離脱した。独仏は原発廃止を決断したが,中露は原発・武器を売りさばいている。このような排外主義(エゴイズム)は,刑法での重罰主義と同根の問題なのである。(著者抄録)
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分類 (3件):
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環境問題  ,  科学技術政策・制度・組織  ,  エネルギー政策・エネルギー制度 
タイトルに関連する用語 (5件):
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