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J-GLOBAL ID:201702223805081481   整理番号:17A1501493

Escherichia coliを不活性化するためのバクテリオファージと抗生物質の単独および併用の影響【Powered by NICT】

Effects of single and combined use of bacteriophages and antibiotics to inactivate Escherichia coli
著者 (7件):
資料名:
巻: 240  ページ: 8-17  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0381D  ISSN: 0168-1702  CODEN: VIREDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ファージ療法の主要な関心事は,ファージ耐性変異株の緊急事態である。この制限は,ファージと抗生物質の併用によって克服することができる。抗生物質とファージの組合せは細菌数を減少させることなく,抵抗性レベルの管理に寄与することに効果的であることが代替案であることを示した。しかし,この見解は抗生物質耐性に関して検討し,ファージ変異体出現を制御しない。本研究では,だけでなくとファージ添加なしで試験した四種の抗生物質に対する細菌の耐性,抗生物質の存在下および非存在下におけるファージに対する抵抗性を比較した。本研究の目的は,感染症,尿路感染症(UTI)を制御するために,ファージへの細菌耐性の発生を低減するためにEscherichia coliの不活性化におけるファージおよび抗生物質の潜在的相乗効果を評価することであった。抗生物質(アンピシリン,ピペラシリン,kamanycin,テトラサイクリン,クロランフェニコールとシプロフロキサシン)と組み合わせたファージ療法はE.coliの不活性化,食塩水及び尿試料中の両方で評価した。ファージおよび抗生物質併用はバクテリアの不活性化で高い相乗効果をもたらす可能性がある。亜致死濃度でファージとシプロフロキサシンの併用は8時間後の尿試料中の細菌数を減少させた7.8±0.1log CFU/mlが,ファージあるいは抗生物質は,単独で試験した場合,減少は,同時間後,それぞれ,3.9±0.3log CFU/mL及び1.2±0.1log CFU/mLであった。二療法の併用の有効性を用いて,抗生物質を標的とした細菌の抗生物質抵抗性状態と抗生物質型(殺菌剤または静菌)に依存する,ファージおよび抗生物質適用単独(併用処理では1.2±1.0×10~ 5~2.4±1.5×10~ 7CFU/mL,抗生物質の2.7±0.2×10~ 4CFU/mL及び5.0±1.5×10~ 6CFU/mLファージ)よりも同等または低細菌耐性を引き起こした。ファージ治療中の抗生物質,亜阻害濃度での添加は,ファージ変異体を制御することができる。これら組合せ技術の高い細菌不活性化効率と尿中のファージの長期間の生存は,UTIを制御し,細菌による抵抗の発生を克服する深さ研究のための道を開いた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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