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J-GLOBAL ID:201702223828457238   整理番号:17A1381032

4,5-ジクロロ-2-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オン(DCOIT)はラットの海馬CA3ニューロンにおけるシナプス伝達を変化させる【Powered by NICT】

4,5-Dichloro-2-octyl-4-isothiazolin-3-one (DCOIT) modifies synaptic transmission in hippocampal CA3 neurons of rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 184  ページ: 337-346  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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4,5-ジクロロ-2-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オン(DCOIT)は有機すず防汚剤の代替物である,トリブチルすず及びトリフェニルすずなど。DCOITは世界中の港湾,湾,沿岸地域で見出されるので,この化合物は生態系に及ぼす幾つかの影響を持つ可能性がある。DCOITはシナプス伝達を修飾することにより神経毒性活性を有するかどうかを決定するため,著者らはラット脳のシナプスボタンの調製におけるシナプス伝達に対するDCOITの影響を調べた。0.03 1μMの濃度でDCOITはGABAとグルタミン酸により仲介される誘発シナプス電流の振幅を増加し,3 10μMでこれらの電流の振幅を減少した。しかし,GABAおよびグルタミン酸の外因性利用により誘発された電流はDCOITによる影響を受けなかった。1 10μMでDCOITはGABAにより仲介された自発的シナプス電流の頻度を増加させた。もグルタミン酸仲介自発電流at0.3 10μMの頻度を増加させた。GABAとグルタミン酸により仲介される微小シナプス電流の頻度,外部Ca~2+を含まない条件下でのテトロドトキシンの存在下で観察され,10μM DCOITにより増加した。DCOITの反復応用により,グルタミン酸により仲介される微小シナプス電流の頻度はDCOITの二番目と三番目の応用により増加しなかった。電位依存性Ca~2+チャンネルはDCOITによる影響を受けなかったが,DCOITは電位依存性Na~+チャンネルの不活性化を遅くした。これらの結果は,DCOITは細胞内Ca~2+貯蔵からCa~2+放出を増加させ,活動電位依存性及び自発的神経伝達の両者の促進をもたらす,神経毒性をもたらすことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 
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