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J-GLOBAL ID:201702223868793077   整理番号:17A1607660

2,4,6-トリクロロフェノキシ酢酸およびo-フェロセニルカルボニル安息香酸に基づく2の新規バリウム錯体の容易な合成,結晶構造および生物活性評価【Powered by NICT】

Facile synthesis, crystal structure and bioactivity evaluation of two novel barium complexes based on 2,4,6-trichlorophenoxyacetic acid and o-ferrocenylcarbonyl benzoic acid
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巻: 41  号: 22  ページ: 13319-13326  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二つの新しいBa(II)錯体[Ba(TCPA)2(H_2O)4]1と[Ba(H_2O)8]2(o-FcCOC_6H_4C00)6H_2O2[HTCPA=2,4,6-トリクロロフェノキシ酢酸とO H00CC_6H_4COFc=Oフェロセニルカルボニル安息香酸]を手軽なマイクロ波法により合成した。固相構造をX線結晶学の手段として,赤外スペクトル(FTIR),元素分析,電界放出型走査電子顕微鏡(FESEM)と熱重量分析(TG)のルーチン分析により確立した。1キャップ三角形プリズムの異なる多面体と2の十二面体が存在した。1において中心的Ba(ii)イオンは配位した水分子からTCPA配位子と七個の酸素原子から二つのカルボキシラート酸素原子による九配位ことは注目に値する。対照的に,2年の八配位Ba(ii)は配位した水分子が寄与するO-H...O水素結合により集合したバリウム水クラスタを形成した。2中の非配位O00CC_6H_4COFc配位子は電荷バランスの過程において重要な役割を果たしている。FESEM画像は,配位子バリウム錯体の間の異なる表面外観を示した,ことである:花状HTCPA,枝状O H00CC_6H_4COFc,ブロック状錯体1とコーナ切り取り立方体錯体2。錯体とそれらの対応する配位子のアレロパシー活性はイヌビエとカブ(Raphanus sativus)の二種の草本植物に対して評価した。試験した全ての化合物は良好なRI値とある種の活性を示した。抗真菌バイオアッセイもBotrytis cinerea Pers.,Glomerella cingulata SchrとCytosporasp.の三株へのin vitroで行った。複合体1とHTCPAは供試全三菌に対する動作可能であるが,O H00CC_6H_4COFcおよび2はBotrytis cinerea Pers働くだけであった。本論文で提示した複合体は雑草防除への応用の可能性を有しており,本研究はBa系殺虫剤に関する将来の研究のための実験的基礎を提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

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