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J-GLOBAL ID:201702223905849981   整理番号:17A0635390

汚染されたスラッジの放射性物質の挙動と安全保管

Behavior of radioactive materials and safety stock of contaminated sludge
著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号: 1-2  ページ: 158-165  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: A0036A  ISSN: 1093-4529  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2011年3月11日の東日本大震災とそれに伴う津波により,福島第一原子力発電所(NPP)の災害が発生した。発電所からの放射性降下物は,流域,廃水処理場(WWTP),および焼却プラントにおいて多くの広範な問題を引き起こした。その1つは,放射性物質が下水道を通って多くのWWTPに流入し蓄積していることである。本研究では,東北および関東地域の4つのWWTPで放射性核種分析を実施し,水,スラッジおよび焼却(または溶融)処理過程で放射性物質が濃縮されるメカニズムを解明した。さらに,WWTPsの労働者およびWWTPs近くに住む人々の健康のために,汚染された下水汚泥ストックの安全な取り扱いを研究するために数値シミュレーションを実施した。最後に,埋め立て汚泥の処分をよりよく理解するために汚染された焼却灰と下水汚泥由来の溶融スラグを用いて溶出試験を行った。この研究から以下の結果が得られた。1.複合システムを採用しているWWTPの雨の後,排水流入水域で高い放射能レベルが検出された。2.大量の放射性物質が,汚泥の凝縮過程中に曝気槽および濃縮物に蓄積する。脱水されたスラッジケーキの放射能は,おそらく時間とともに減少する。3.数値シミュレーションでは,汚染された汚泥から10m以上の隔離距離を保ち,または厚さ20cm以上のコンクリートで遮蔽する場合,作業者の暴露が1μSv/h未満であることを示している。4.放射性セシウムは,検出されなかったか,焼却灰と溶融スラグサンプルから6時間の溶出試験によって低レベルで検出された。
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分類 (3件):
分類
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放射性廃棄物  ,  自然災害  ,  安全管理 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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