抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,ドローンによる屋内案内システムの開発の基礎研究として,GPSが使えない屋内での安定した自律飛行の実現を目的とするもので,飛行経路の情報にはAR(拡張現実)マーカ(以下,マーカ)を使用した。また,比較的安定した飛行ができ開発環境が整っている,Parrot社のAR.Drone 2.0(以下,AR.Droneとする)を使用して検証を行った。本研究では,マーカを用いたAR.Droneの自律飛行について,飛行中に生じるAR.Droneの位置のずれの修正を,補正マーカを使用する方法とマーカの位置座標による修正の方法を提案し,飛行実験を行った。そして,位置の修正にマーカを使用する方法では,飛行速度が適切である場合には自律飛行が行えることが確認できた。しかし,修正にマーカの位置座標を使用する方法では,コースのコーナー部分でマーカを見失ってコースを外れることが多かった.そのため,コーナー用の補正用マーカを使用して実験を行ったところ,コーナー部分のマーカの見失いを軽減できた。