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J-GLOBAL ID：201702223945219023   整理番号：17A1498294

静脈内投与セットのインラインフィルタへの蛋白質の吸着【Powered by NICT】

Protein Adsorption to In-Line Filters of Intravenous Administration Sets

著者 (1件)： Besheer Ahmed (Technical Development NBE, Biologics Technical Development and Manufacturing, Novartis Pharma AG, Basel, Switzerland)
資料名： Journal of Pharmaceutical Sciences  (Journal of Pharmaceutical Sciences)
巻： 106  号： 10  ページ： 2959-2965  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0260B  ISSN： 0022-3549  CODEN： JPMSAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静脈内投与セットを投与した治療用蛋白質の互換性を保証する重要な調節要件である。低蛋白質濃度の投与時の低用量回収率は一般的に観察される不和合性であり,主にインラインフィルタへの吸着によるものであった。この現象をより良く理解するために,著者らは8インラインフィルタ(異なるポリマのと異なる供給者による5の正に荷電した3中性フィルタ)~5%グルコース(B.Braun EcoFlac;B.ブラウン・メルズンゲンAG,・メルズンゲン,ドイツ)または0.9%塩化ナトリウム(NaCl;Freeflex;Fresenius Kabi,Friedberg,ドイツ)溶液中で0.01mg/mLに希釈した4種類の治療用蛋白質(2IgG1s抗体,1IgG4および1Fc融合蛋白質)の吸着を研究した。結果は,蛋白質吸着のあるパターン,希釈液とろ材に大きく,蛋白質の生物物理学的特性に及ぼすはるかに低い程度に依存することを示した。フィルタ膜のゼータ電位の研究は5%グルコース溶液とフィルタの表面電荷の観測された吸着パターンの間の相関を示した,強く負に荷電した膜の高い蛋白質吸着であった。0.9%NaCl溶液中では,表面電荷はマスクされ,異なる吸着パターンを導いた。これらの結果は,IV注入フィルタへの蛋白質吸着の一般的な理解に寄与し,より効率的な適合性研究の設計を可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *吸着 ,  ζ電位 ,  ドイツ連邦共和国 ,  重合体 ,  タンパク質製剤 ,  表面電荷 ,  塩化ナトリウム ,  回収率 ,  *静脈内投与 ,  *フィルタ ,  適応性 ,  *タンパク質 ,  濾材 ,  融合タンパク質
準シソーラス用語： 蛋白質吸着 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 吸着 ,  蛋白質 ,  モノクローナル抗体 ,  developability ,  光散乱(静的) ,  物理化学的性質 ,  ポリマ

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 静脈内投与 ,  インライン ,  蛋白質 ,  吸着