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J-GLOBAL ID:201702223969472008   整理番号:17A1180170

抑肝散はB65神経芽細胞腫の増殖を促進する【Powered by NICT】

Yokukansan enhances the proliferation of B65 neuroblastoma
著者 (11件):
資料名:
巻:号:ページ: 34-44  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3027A  ISSN: 2225-4110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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伝統的な日本の生薬,抑肝散は,神経変性疾患のようないくつかの神経疾患,Alzheimer病における神経症,不眠,行動・心理症状に対する新たな代替療法であると考えられている。さらに,抑肝散は動物モデルにおいて抗欝薬様と疼痛緩和効果を持つことが示されている。最近,いくつかの研究は,抑肝散は,神経保護効果を有することを示した。本研究では,かどうかに焦点を当てまたは抑肝散はモノアミン作動性ニューロン由来のB65神経芽細胞腫細胞を用いて細胞周期進行に関連した細胞増殖に影響を与えなかった。抑肝散による治療で,B65神経芽細胞腫細胞の増殖速度は,用量に依存して有意に増加した。特に,増殖効果は48時間と72時間の抑肝散)による処理後に観察された。さらに,抑肝散を構成する七薬草の中で,Bupleuri RadixとGlycyrrhize RadixもB65神経芽腫細胞の増殖を促進した。B65神経芽腫細胞におけるp44/42マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)のリン酸化に対する抑肝散の効果を評価し,抑肝散は48治療後のp44/42MAPKりん酸化を増加させることを見出した。とは対照的に,Bupleuri RadixもGlycyrrhize Radixはp44/42MAPKりん酸化のレベルを変化させ,細胞増殖を増加させた。著者らの知見は,抑肝散は,Bupleuri RadixとGlycyrrhize Radixの両方に起因する細胞増殖を有していることを示唆し,これはp44/42MAPKシグナル伝達カスケードとは無関係であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の臨床への応用  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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