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J-GLOBAL ID:201702224181740244   整理番号:17A1130390

転移性食道癌患者のための積極的原発腫瘍放射線療法による改善された全生存率【Powered by NICT】

Improved Overall Survival with Aggressive Primary Tumor Radiotherapy for Patients with Metastatic Esophageal Cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1131-1142  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3145A  ISSN: 1556-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,新たに診断された転移性食道癌患者における原発腫瘍指向性放射線療法(PTDRT)に関連した利用と生存転帰を特性化することであった。2004~2012年に新たに診断された転移性食道癌患者を評価するための国家癌データベースを用いた観察コホート研究を実施した。化学療法と従来の緩和線量放射線療法(<5040 cGy),化学療法+根治的線量放射線療法(≧5040 cGy),または化学療法単独による治療後の全生存率結果は,傾向スコアを用いて治療重みづけの逆確率を用いたCox比例ハザードモデルを用いて比較した。潜在的未測定交絡は感度分析を通して評価した。12,683例:57%からなる最終コホートは化学療法単独で処理した,化学療法と姑息的線量放射線療法で処理した24%であり,化学療法+根治的線量放射線療法で治療した19%であった。化学療法単独と比較して,化学療法+根治的線量放射線療法は生存率改善(全体の生存期間の中央値8.3対11.3か月[ハザード比=0.72,95%信頼区間:0.70 0.74,p≦0.001])と関連していたが,化学療法と姑息的線量放射線療法はやや劣る結果(全体の生存期間の中央値8.3か月と7.5か月(ハザード比=1.10;95%信頼区間1.07 1.13,p≦0.001)と関連していた。これら所見は感度分析における潜在的未測定交絡に対してロバストである。さらに,ランドマーク分析は12か月以上の生存患者におけるこれらの知見を確認した。明確な用量ではなく,従来の緩和量,PTDRTは転移性食道癌における全生存の向上と関連し,局所制御は予後に重要である可能性があることを示唆した。これらの知見は,転移性食道癌患者に対する個別化治療を精密化するための将来の臨床試験にPTDRTを統合し支持した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 

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