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J-GLOBAL ID:201702224188383127   整理番号:17A1378505

肝臓および脂肪組織における脂質代謝と炎症に及ぼす温和なカロリー制限の影響【Powered by NICT】

Effects of mild calorie restriction on lipid metabolism and inflammation in liver and adipose tissue
著者 (6件):
資料名:
巻: 490  号:ページ: 636-642  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カロリー制限(CR)は脂質代謝を改善し,炎症性疾患を減少させることが報告されている。しかし,大部分の既存のCRモデルは30 50%カロリー削減,ヒトを実現することが難しいを用いた。脂質代謝と炎症反応に及ぼす軽度のCRの影響を調べた。雄C57BL/6マウスに対照食(10%kcal脂肪,制御)または高脂肪食(60%kcal脂肪,HFD)を自由に給餌したまたは対照飼料の量を減少させた16週間15%CRを達成した。体重,白色脂肪組織重量,肝臓のトリアシルグリセロールレベル,と血清フェチュインAレベルは制御におけるよりCRの方が低かった。血清アディポネクチンレベルは対照と比較して,CRで高く,低いHFDであった。肝臓と脂肪組織Mcp 1mRNAレベルは対照と比較して,CRで有意に低かった。Mcp 1,Il 6,Tnf-αとSocs3の脂肪組織m RNAレベルは制御とCRよりもHFDで有意に高く,これらのレベルは血清アディポネクチンレベルと負の相関を示した。CR群は最低のレプチン濃度と最高肝臓Lepr発現を有し,Lepr mRNAレベルは肝臓Socs3mRNAレベルと正に相関した。著者らの所見は,軽度CRは,より高いアディポネクチン濃度及び低いフェチュインAレベルが脂肪蓄積を低下させ,肝臓と脂肪組織における炎症状態の緩和に寄与しているかもしれないことを示した。さらに,軽度のCRはLepr発現をアップレギュレーションすることによりレプチン感受性に影響を及ぼしている可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 
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