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J-GLOBAL ID:201702224207177312   整理番号:17A1041447

生物起源セレンナノ粒子はTNF活性化を通じてPC-3癌細胞においてROSが仲介するネクロトーシスを誘導する

Biogenic selenium nanoparticles induce ROS-mediated necroptosis in PC-3 cancer cells through TNF activation
著者 (2件):
資料名:
巻: 15  号: June  ページ: 15:43 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:セレンは高用量で癌を阻害することが良く記載されている。しかし,この阻害の裏の機構は細胞型やセレン種に依存して広く異なる。以前,筆者らはBacillus licheniformis JS2由来生物起源セレンナノ粒子(SeNP)が一次細胞への毒性を発揮することなく,最小濃度2μg Se/mlで前立腺腺癌細胞株PC-3において非アポトーシス性細胞死を誘導することを立証した。しかし,その抗癌活性の裏の機構ははっきりしなかった。結果:本結果は2μg Se/mlという濃度のこれらのSeNPが細胞内部化によりPC-3細胞において活性酸素種(ROS)が仲介するネクロトーシスを誘導できることを示した。リアルタイムqPCR分析は,ネクロトーシス関連腫瘍壊死因子(TNF)やインターフェロン調節因子1(IRF1)の発現増加を示した。SeNP処理に際し翻訳レベルで,RIP1タンパク質の発現増加も観察された。更に細胞生存率はネクロトーシス阻害剤ネクロスタチン1の存在下で有意に増加した。結論:データは本生物起源SeNPが,RIP3およびMLKLとは独立に,RIP1キナーゼにより調節されるネクロトーシスのROSが仲介する活性化によりPC-3細胞において細胞死を誘導することを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 

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