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J-GLOBAL ID:201702224257605550   整理番号:17A1436148

ネッタイシマカ(Aedes aegypti)のAllergenome特性化【Powered by NICT】

Allergenome characterization of the mosquito Aedes aegypti
著者 (7件):
資料名:
巻: 72  号: 10  ページ: 1499-1509  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0643B  ISSN: 0105-4538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:唾液および筋由来蚊アレルゲンを精製し,特性化した。しかし,アレルゲンの完全なセットは解明されていない。本研究では,蚊Aedes aegypti(ネッタイシマカ)からのIgE結合蛋白質を同定し,特性化した。【方法】血清は喘息や鼻炎の15アレルギー患者から得られ,蚊に感作した。IgE結合はELISAにより測定した。A.aegyptiの凍結乾燥体の全蛋白質を抽出し,IgE-反応性蛋白質は2次元ゲル電気泳動とそれに続くプールまたは個々の血清を用いたウェスタンブロットにより同定した。IgE反応性スポットを更に質量分析によって特性化した。【結果】二十五のIgE反応性スポットが同定され,10種類の蛋白質,そのうちのいくつかは異なる変異体またはイソ型として出現に対応した。熱ショック同族体70(HSC 70)とトロポミオシンは血清,リソソームアスパラギン酸プロテアーゼ,「AAEL006070PA」の60%(Unirot:Q177P3)によるIgE反応性40%と血清の<33.3%で他の蛋白質を示した。トロポミオシン,アルギニンまたはクレアチンキナーゼ,グリセルアルデヒド-3-ホスファートデヒドロゲナーゼ(GPDH),カルシウム結合蛋白質,ホスホグリセリン酸ムターゼの異なる変異体またはイソ型も同定された。三アレルゲン(Aed6,Aed8,Aed10)の混合物は,A.aegypti感作個体の80%以上を同定し,改善された蚊アレルギー診断ツールの設計はCONCLUSIONSときこれらのアレルゲンを考慮すべきであることを示しているようであった。新たに同定されたアレルゲンは熱帯の蚊アレルギーの病態生理における役割を果たしている可能性があり,それらのいくつかはA.aegyptiと他のアレルギーを起こす節足動物間の交差反応性に関与する重要な節足動物関連蛋白質である可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  野菜とその加工品  ,  免疫反応一般 
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