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J-GLOBAL ID：201702224267856529   整理番号：17A1562340

視神経萎縮1は脳ミトコンドリアにおける補酵素Q応答調節呼吸複合体IV活性を仲介する【Powered by NICT】

Optic atrophy 1 mediates coenzyme Q-responsive regulation of respiratory complex IV activity in brain mitochondria

著者 (4件)： Takahashi Kazuhide (Department of Biological Process of Aging, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, Tokyo 173-0015, Japan) ,  Ohsawa Ikuroh (Department of Biological Process of Aging, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, Tokyo 173-0015, Japan) ,  Shirasawa Takuji (Shirasawa Anti-Aging Medical Institute, Tokyo 113-0033, Japan) ,  Takahashi Mayumi (Department of Biological Process of Aging, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, Tokyo 173-0015, Japan)
資料名： Experimental Gerontology  (Experimental Gerontology)
巻： 98  ページ： 217-223  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0267A  ISSN： 0531-5565  CODEN： EXGEAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脳ミトコンドリアにおける酸素消費速度(OCR)は若齢マウスより高齢マウスの方が有意に低く,減少したOCRは,飲料水を介して老齢マウスに水溶性CoQ_10の投与によりレスキューされる。しかし,この背後にある機構は不明のままである。,脳ミトコンドリアにおける呼吸複合体IV(CIV)の活性は若齢マウスより高齢マウスで低下し,個々の呼吸複合体レベルとその超複合体集合における有意な変化がないことを示した。老齢マウスにおける減少したCIV活性は視神経萎縮1(OPA1)の結合低下とCIVに一致した。CIVの活性低下とOPA1結合の両方は,飲料水を介して老齢マウスに水溶性CoQ_10投与により救済された。老齢マウスから分離した脳ミトコンドリアにおけるCIVのOCRと活性とOPA1結合はCoQ_10とのインキュベーションではなく15 デオキシ プロスタグランジンJ_2,OPA1及びDRP1のようなGTPアーゼエフェクタードメイン含有GTPアーゼの阻害剤の存在下で回復した。対照的に,単離したミトコンドリアにおけるOCRのCoQ_10応答回復はMdivi1,DRP1の選択的阻害剤により阻害されなかった。CoQ_10に応答した脳ミトコンドリアにおけるCIV活性の調節におけるOPA1の新しい機能を提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ユビキノン ,  インキュベート ,  飲用水 ,  *ミトコンドリア ,  *複合体 ,  プロスタグランジン ,  老年 ,  *視神経萎縮 ,  GTPアーゼ ,  水溶性 ,  投与
準シソーラス用語： 阻害剤 ,  OPA1蛋白質 ,  若年 ,  酸素消費速度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (9件)： 視神経萎縮 ,  脳ミトコンドリア ,  補酵素Q ,  応答 ,  調節 ,  呼吸 ,  複合体IV ,  活性 ,  仲介