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J-GLOBAL ID:201702224281193405   整理番号:17A1419977

Cu/NHC AgX系触媒による環状エノン類の不斉共役付加反応における逆位:両エナンチオマの立体選択的生成に影響する因子【Powered by NICT】

Inversions in asymmetric conjugate addition reaction of cyclic enones catalyzed by the Cu/NHC-AgX system: Factors affecting the stereoselective formation of both enantiomers
著者 (2件):
資料名:
巻: 846  ページ: 407-416  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0412C  ISSN: 0022-328X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cu接触不斉共役付加(ACA)反応で達成されたスイッチ可能なエナンチオ選択性。エチレン架橋,ヒドロキシアミド官能化NHC AgI錯体,キラルなβ-アミノアルコールから容易に入手できる,二重エナンチオ選択的制御のための有用なキラル配位子前駆体であることが分かった。触媒ACA反応の立体制御は基質の添加順序に依存した。CuOTf(6 mol %)を含むTHF溶液に,NHC AgI錯体(1b, R~1=Et, R~2=Bn, 4 mol %),2-シクロヘキセン-1-オン(3)は74%エナンチオ選択性(方法A)中の(R)-3-エチルシクロヘキサンオン((R)- 4)を得るためにEt_2Znを添加した。全く対照的に,3はTHF(方法B)CuOTf(4 mol %),1B(10 mol %),Et_2Znの混合物に最後の成分として添加した場合,ACA反応は(S)- 4を与えた87%eeであった。ACA反応の種々の側面への洞察を得るために,キラルNHC配位子前駆体,基板,NHC骨格を完全に評価した。触媒ee(ee_cat)と生成物ee(ee_pro)との間の関係の研究は,キラル増幅現象を明らかにした。さらに,方法Aを用いたACA反応はNHC AgX錯体のハロゲン化物イオンによる影響を受けなかったことが分かったが,銀錯体に及ぼすハロゲン化物イオンはB法を用いたACA反応のエナンチオ制御に大きな影響を示した。特に,1/1/2のCu/NHC/I触媒比はACA反応におけるエナンチオ選択性の反転に影響するこれらの因子によるとB法を用いて成功したACA反応が必要であった,可能な反応経路を提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
白金族元素の錯体  ,  非遷移金属元素の錯体 

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