文献

J-GLOBAL ID：201702224287595818   整理番号：17A0051372

8Kスーパーハイビジョン放送を支えるメディア伝送技術-8K時代の伝送と信号処理-3 FTTHによる8K放送配信-多チャンネル8K放送配信を可能とする10G-EPONシステム-

著者 (1件)： 大石将之 (KDDI)
資料名： 情報処理  (IPSJ Magazine)
巻： 58  号： 2  ページ： 108-111  発行年： 2017年01月15日 
JST資料番号： G0427A  ISSN： 0447-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 10Gbit/s対称型の10G-EPONシステムを用いた多チャンネル8K放送信号のフィールド伝送について解説し,実験により放送信号を伝送可能であることを確認した。本システムは,局側光終端装置(OLT),加入者側端末(ONU)とその間の光スプリッタで構成し,放送信号配信に特化して,マルチキャスト転送機能,MLDスヌーピング機能,優先制御機能を備える。伝送実験の結果,放送配信統計情報で8K放送信号を24時間連続,11チャンネル分のエントリが確認でき,10G-EPON区間でフレームロスは発生せず,高品質な放送配信ができた。8K放送の本格展開に向けて多チャンネル化やVoDなどのサービス対応が想定される。

シソーラス用語： *テレビジョン ,  *規格 ,  チャネル ,  *FTTH【通信】 ,  局設備 ,  宅内装置 ,  マルチキャスト ,  制御 ,  実験 ,  VOD【ビデオオンデマンド】
準シソーラス用語： *10G-EPON ,  *8Kスーパーハイビジョン ,  ONU【通信】 ,  局側OLT ,  光スプリッタ ,  多チャネル ,  伝送実験 ,  優先制御

分類 (2件)： 放送一般  (ND12010A) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (5件)：

• 青木秀一:MMTによる8Kスーパーハイビジョン衛星放送システムの開発,2015年電子情報通信学会ソサイエティ大会, AI-3-1(2015).
• ISO/IEC 23008-1:2014 : Information Technology-High Efficiency Coding and Media Delivery in Heterogeneous Environments-Part 1: MPEG Media Transport (2014).
• IEEE Std. 802.3-2004 (2004).
• IEEE Std. 802.3-2012 (2012).
• KDDI (株)ニュースリリース [Online], Available, http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/10/16/1407.html (2015).

タイトルに関連する用語 (6件)： 8Kスーパーハイビジョン ,  放送 ,  FTTH ,  配信 ,  多チャンネル ,  10G-EPON