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J-GLOBAL ID:201702224314155491   整理番号:17A1709698

Ras阻害剤はRas PI3K Akt HIF-1α経路の抑制を介してリジルオキシダーゼのダウンレギュレーションにより抗転移効果を示す【Powered by NICT】

Ras inhibitors display an anti-metastatic effect by downregulation of lysyl oxidase through inhibition of the Ras-PI3K-Akt-HIF-1α pathway
著者 (6件):
資料名:
巻: 410  ページ: 82-91  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0606B  ISSN: 0304-3835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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転移は癌からの生存のための主要な障害である。それにもかかわらずほとんどの既存の抗癌剤は細胞増殖のみを阻害し,抗増殖および抗転移性質の両方を有する薬物の発見は,より有益であろう。以前にK-ras~G12V遺伝子を持つヒト結腸直腸癌(CRC)細胞株SW480の異種移植片に対する抗増殖活性を示す小分子Ras阻害剤の発見,Kobe0065に代表される,を報告した。Kobe0065で活性化されたras遺伝子を有する癌細胞の治療またはRasを標的とするsiRNAはリシルオキシダーゼ(LOX)の発現,転移に関与しているをダウンレギュレートすることを示した。LOX発現はホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)/Aktの活性化および低酸素誘導因子(HIF)- 1αの蓄積を介してRas~G12Vの共発現により増強された。Kobe0065はK-ras~G12V遺伝子を有するヒトCRC細胞株SW620の活性化ras遺伝子が,肺転移を有する癌細胞の移動と浸潤を効果的に阻害する。まとめると,これらの結果はKobe0065はRas PI3K Akt HI F1αLOXシグナル伝達の阻害を介して転移を抑制するとRas阻害剤は一般に活性化ras遺伝子を持つ癌細胞に対し抗増殖および抗転移性質の両方を示す可能性があることを示唆していることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 

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