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J-GLOBAL ID:201702224321444183   整理番号:17A1481542

冠血流予備能はサルコイドーシスにおいて減少する【Powered by NICT】

Coronary flow reserve is reduced in sarcoidosis
著者 (10件):
資料名:
巻: 264  ページ: 115-121  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サルコイドーシスは頻繁な心臓障害を伴う多臓器疾患であり,顕性心疾患は稀である。心外膜冠状動脈が頻繁に関与しないが,微小血管疾患である症候性および無症候性患者では一般的である。微小血管関与の機構はまだ詳述されていない。本研究の目的は,サルコイドーシス患者における経胸壁心エコー検査を使用しないがアテローム性動脈硬化症の知られているアテローム性動脈硬化冠動脈疾患または危険因子冠血流速度予備能(CFVR)を調べることである。サルコイドーシスの40人の患者および既知の医療条件のない42人の健康なボランティアの全を前向きに登録した。拡張期ピーク冠血流速度はアデノシンで誘導した安静時および最大充血時に測定した。サルコイドーシスグループ内の患者は安静時(29.5±5.8 vs. 22.8±3.2, p<0.01)で有意に高い拡張期ピーク速度を持っていたが充血時の拡張期ピーク速度(60.5±18.2 vs. 68.9±15.7, p=0.03)とCFVR(2.08±0.57 vs. 3.03±0.60, p<0.01)の両方は,対照と比較して低かった。サルコイドーシスは低(≦2.0)CFVR(OR: 56.8, 95%CI: 6.1 531.7, p<0.001),年齢と収縮期血圧の独立した予測因子であった。サルコイドーシス患者では,年齢と収縮期血圧は低CFVRに対する独立した予測因子であった。アテローム性動脈硬化症の既知の危険因子の欠如にもかかわらず,サルコイドーシス患者は,健常対照者と比較して低いCFVRを持ち,冠動脈の微小血管系の機能不全を示唆した。血管拡張薬への反応低下は心筋微小血管系の可能な構造変化,以前に示唆されたように微小血管れん縮に続発するよりもむしろを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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循環系の診断  ,  循環系の疾患 
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