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J-GLOBAL ID:201702224345441300   整理番号:17A1021773

イオン液体中の毒性Cr(VI)-フミン酸の還元【Powered by NICT】

Reduction of toxic Cr(VI)-humic acid in an ionic liquid
著者 (3件):
資料名:
巻: 133  ページ: 9-13  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0793A  ISSN: 0584-8547  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細孔中のフミン酸(Cr(VI)-HA)とCr吸収(VI)に関連する毒性六価クロム種で汚染された土壌の修復はしばしば技術的困難を経験する。本研究では,1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリド([C_4mim][Cl]),土壌の細孔系をシミュレートするために用い,グリーン溶媒(イオン液体)を用いた分子ふるいMCM-41(Mobil Compositionof Matter41号)からのCr(VI)化学種の抽出のための実現可能性研究を行った。30分抽出後,Cr(VI)種の約70%が抽出された。成分適合X線吸収端近傍構造(XANES)分光法により,Cr(VI)-HAの約48%が[C_4mim][Cl]による抽出中の毒性の少ない種(Cr(III)-HA)を形成するために減少した。[C_4mim][Cl]相におけるCr-OはCr(III)の画分は抽出過程で増加する事実に多分起因してわずかに大きい結合距離(BD)(0.162nm)を持っていることに注意すべきである。MCM-41中に残存する非抽出性クロムはCr(III)(78%)のはるかに大きい分率を持ち,そのBDは0.195nmに増加している。Cr(VI)とCr(III)種の第一殻Cr-Oのクロムの配位数は2.4 2.9の範囲にある,クロムはHAでキレート化され,MCM-41中に吸着されることを示唆した。~1H NMRデータは,Cr(VI)種の増加した還元は[C_4mim]~+のクロム化学種と電子豊富なイミダゾール環の間の相互作用に関連しているかもしれないことを示唆した。本研究はまた汚染土壌の複雑な修復中の毒性クロム種の運命を,シンクロトロンX線吸収分光法による分子スケール研究で明らかにされたできることを例示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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無機物質中の元素の物理分析  ,  土壌化学  ,  分光分析 
タイトルに関連する用語 (5件):
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