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J-GLOBAL ID：201702224346742377   整理番号：17A1944666

日傘による暑熱緩和効果

著者 (2件)： 渡邊慎一 (大同大) ,  石井仁 (名城大)
資料名： 日本建築学会環境工学委員会熱シンポジウム  (日本建築学会環境工学委員会熱環境運営委員会熱シンポジウム)
巻： 47th  ページ： 79-84  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： Y0780A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,熱中症は社会問題の一つである。暑熱環境において過度な熱ストレスを避ける簡易的な手法の一つに日傘がある。本研究は,日向と日傘下のWBGTを比較し,日傘によるWBGT低減効果を定量的に明らかにすることを目的とする。実測は2015年8月に大同大学のグラウンドにて,色および素材の異なる3種の日傘を用いて行った。その結果,晴れの日において,日傘は直達日射を遮ることによりグローブ温度を平均で6.2°C低下させることを示した。晴天において,日傘を使用することによって頭部のWBGTを平均1.8°C低下させることを示した。日射量に関わらず日傘によって頭部のWBGTは低減できるが,胴部・足首部および全身では日傘によるWBGT低減効果は認められなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *日よけ ,  保護具 ,  *暑熱ストレス ,  熱的快適性 ,  熱中症 ,  気温 ,  *現場試験 ,  黒 ,  白 ,  土色 ,  ポリエステル繊維 ,  プラスチックフィルム ,  積層成形 ,  相対湿度 ,  風速 ,  日射量 ,  頭部
準シソーラス用語： WBGT【温度】 ,  ラミネート加工 ,  *日傘

分類 (2件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 日傘 ,  緩和効果