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J-GLOBAL ID：201702224348885693   整理番号：17A0937666

尿毒症毒素とヒト血清アルブミンの相互作用:熱力学的研究【Powered by NICT】

Interaction of human serum albumin with uremic toxins: a thermodynamic study

著者 (7件)： Yu Shun (Soft Matter and Functional Materials, Helmholtz-Zentrum Berlin, Hahn-Meitner Platz 1, 14109 Berlin, Germany. [e-mail]) ,  Schuchardt Mirjam ,  Toelle Markus ,  van der Giet Markus ,  Zidek Walter ,  Dzubiella Joachim ,  Ballauff Matthias
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 45  ページ： 27913-27922  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶液中二尿毒症毒素,すなわちフェニル酢酸(PhAA)とインドキシル硫酸(IDS)とヒト血清アルブミン(HSA)の相互作用を包括的に研究した。PhAAとH SAの相互作用は塩濃度(20 150 mM)と温度(2530および37°C)で研究した。尿毒症毒素に対する結合親和性でH SAのin vitro尿素修飾の影響は,最高と最低の塩濃度と種々の温度で研究した。等温滴定熱量測定(ITC)を用いて,結合親和性および関連する熱力学的データを解析することにより相互作用を研究することである。二PhAA分子は,それぞれ第一と第二の結合の≒10~4と約10~3の順でk_b結合定数を用いた逐次結合過程でのH SAに結合することが分かった。とは対照的に,IDSは全≒3分子のH SAへの非常に強い結合≒10~5と≒10~3の順に高親和性および低親和性結合部位。全てのケースでH SAへの尿毒症毒素の結合は,温度の上昇及び高いイオン強度と共に減少結合親和性の傾向を示した。第二尿毒症毒素の結合は37°C及び150mMで弱められている。尿素誘起H SA修飾は尿毒症毒素の結合相互作用にわずかな影響を持っている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 結合部位 ,  *熱力学 ,  イオン強度 ,  結合定数 ,  水溶液 ,  in vitro実験 ,  親和性 ,  *相互作用 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 熱力学データ ,  等温滴定熱量測定 ,  結合親和性 ,  塩濃度 ,  *ヒト血清アルブミン ,  *尿毒症毒素 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (5件)： 尿毒症毒素 ,  ヒト血清アルブミン ,  相互作用 ,  熱力学 ,  研究