文献
J-GLOBAL ID:201702224352470140   整理番号:17A0503217

宮崎県産スギを用いたCLTの長期性能(その2)-クリープ関数による荷重継続時間の調整係数の推定(荷重比の検討)-

著者 (2件):
資料名:
巻: 67th  ページ: ROMBUNNO.D18-P1-16  発行年: 2017年02月27日 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
宮崎県産スギCLTの荷重継続時間の調整係数を求めるための一手法として,同CLTを供試し,荷重比とクリープ関数との関係からクリープ限度を求める方法を検討した。なお,ラミナ構成は異等級構成Mx60-5-5,B種構成,強軸仕様とし,接着剤にはラミナの積層方向,幅方向,縦継ぎともに水性高分子イソシアネート系接着剤を用いた。ただし,幅方向については,接着しない場合についても併せて検討した(以下,幅はぎあり,幅はぎなし)。得られた知見を以下に示す。(1)マッチング試験体等による短期試験結果を元にした推定荷重比とクリープ関数の関係では,クリープ限度の指標となる反曲点の判別が困難な場合があり,また,一部では推定荷重比の大きいクリープ関数が同比の小さいクリープ関数よりも小さい傾向を示した。この結果から,この種の材料では,短期試験による破壊荷重の推定が容易ではないと考えられた。(2)(1)の結果を受けて,クリープ関数試験後の非破壊試験体に対して曲げ試験を実施し,得られた曲げ破壊荷重による荷重比を説明変数として再検討した結果,比較的明確な反曲点が認められた。この場合,幅はぎありでは60%,幅はぎなしでは55%前後がクリープ限度と見られ,現在製材等に対して定められている荷重継続時間の調整係数と概ね一致した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材の性質・構造  ,  改良木材 

前のページに戻る