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J-GLOBAL ID：201702224493373417   整理番号：17A1209379

水冷原子炉における微分放射セルを用いた放射線誘起電解現象【Powered by NICT】

Radiation-induced electrolytic phenomena with differential radiation cell in water-cooled nuclear reactors

著者 (1件)： Saji Genn (Independent Research and Consulting, Ex-Nuclear Safety Commission of Japan, 4-39-3 Higiriyama, Konen-ku, Yokohama 233-0015, Japan)
資料名： Nuclear Engineering and Design  (Nuclear Engineering and Design)
巻： 320  ページ： 452-480  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0189B  ISSN： 0029-5493  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 「微分放射セル(DRC)」は,従来の腐食研究で広く適用されている「通気差電池」の適応である。しかし腐食のこのモードは流れとイオンの輸送は原子炉水の高純度によるものではなさそうであることを考慮した原子炉地域における無視されている。類似機構は放射差による原子炉水中で起こるすべきであることを見出した。この現象は「放射線誘起電解(RIE)」腐食による軽水型原子炉で発見された構造材料とその環境との間の深刻な相互作用を誘導すべきである。本レビューでは,RIE機構を解明し,溶存水素と酸素の原子価電子を輸送する方法によって生じるDRCの存在を確認することである。これらの種は巨大なカソードとして炉心領域で減少した(電子を捕獲)と酸化(喪失電子)陽極外コア領域で,閉じた電気回路をもたらした。炉内と炉外の領域の間で観測されるポテンシャル差に焦点を当てて公表された実験的証拠を紹介し,解説した。現在新しい理論モデルを放射線化学物質収支方程式と高温電気化学を統合することにより開発した。最後にモデリング研究は,実験結果を理論的に再現した。外領域における電極速度論的効果が溶解した種の全体的な物質収支を維持するのに必須であることが分かった。実験結果をフィッティングパラメータとして標準平衡ポテンシャルを用いて合理的に良く再現した,炉内化学を記述する形式電位としてそれを考慮した効果。報告された炉内試験結果とモデル化研究は,DRC機構を明らかにし,LWRにおける腐食の増悪を含むいくつかのRIE現象の潜在的根本原因を確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 電気化学 ,  酸化 ,  軽水型原子炉 ,  *放射線 ,  電位 ,  酸素 ,  モデリング ,  構造材料 ,  *電解 ,  イオン ,  *原子炉 ,  相互作用 ,  腐食 ,  高温 ,  物質収支

著者キーワード (6件)： 長細胞作用 ,  マクロセル腐食 ,  電解腐食 ,  IASCC ,  純水腐食 ,  放射線誘起腐食

分類 (1件)： 水冷却炉の安全性  (MD06020H)

タイトルに関連する用語 (9件)： 水 ,  冷原子 ,  微分 ,  放射 ,  セル ,  放射線 ,  誘起 ,  電解 ,  現象