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J-GLOBAL ID:201702224566169143   整理番号:17A1497271

養子移入IL-10を産生する優先的にCD4~+T細胞によるアレルギー性気道炎症の制御【Powered by NICT】

Regulation of allergic airway inflammation by adoptive transfer of CD4+ T cells preferentially producing IL-10
著者 (13件):
資料名:
巻: 812  ページ: 38-47  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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気管支ぜん息に対する抗炎症薬物療法は主に糖質コルチコイドの吸入,免疫応答を抑制する非特異的に依存している。抗炎症性サイトカインインターロイキン(IL)- 10は特異抗原により誘導されるならば,個体は抗原に曝されるとぜん息気道炎症を抑制することができた。本研究の目的は,IL-10産生CD4~+T細胞を用いたアトピー性疾患に対する細胞免疫療法を開発することであった。卵白アルブミン(OVA)感作マウスから分離した脾臓細胞は,抗原,OVAと成長因子,IL-21,IL-27とTGF-βと7日間培養した。7日間培養後,CD4~+T細胞はマウスCD4磁気ビーズ系を用いて精製した。誘導CD4~+T細胞は抗原提示細胞の存在下でOVAにより刺激した場合,IL-10は優先的にin vitroで生産された。CD4~+T細胞は養子OVA感作マウスとそれに続く気管内OVA誘発によるに移したとき,IL-10はin vivoでの血清および気管支肺胞洗浄液中の優先的に生成した。IL-10産生は好酸球性気道炎症と上皮粘液閉塞の阻害と一致した。IL-10産生CD4~+T細胞の大部分はFoxp3およびGATA-3,自然発生制御性T細胞とTh2細胞の転写因子,それぞれ陰性であったが,LAG-3およびCD49b+,誘導調節性T細胞の表面マーカー,Tr1細胞の二重陽性であった。まとめると,最も誘導IL-10産生CD4~+T細胞のTr1細胞,IL-10を産生しへの抗原に応答し,アレルギー性気道炎症を効果的に抑制することができた。誘導Tr1細胞はアトピー性疾患に対する抗原特異的細胞免疫療法に有用である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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サイトカイン  ,  生体防御と免疫系一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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