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J-GLOBAL ID:201702224576995311   整理番号:17A0384107

北海道歌登産Desmostylusの骨格 III.歌登第8標本の再記載と第1標本頭蓋形態の再考

The skeleton of Desmostylus from Utanobori, Hokkaido, Japan, III. Redescription of the 8th Utanobori specimen and reconsideration for cranial morphology of the 1st specimen.
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資料名:
巻: 67  号:ページ: 167-181  発行年: 2016年12月15日 
JST資料番号: F0341B  ISSN: 1346-4272  CODEN: CCKHA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Desmostylus歌登第8標本の既存記載研究は,膝蓋骨の面と方向の同定を誤っていること,上腕骨の記載及び比較が骨学的に不十分であることから,ここに再記載を行う。右上腕骨の長さは525mm以上,左膝蓋骨の最大厚は112mmである。最大の上腕骨のサイズから,Desmostylusのオトナオスの体長は387cm,体重は約3.5tと見積もられる。Desmostylusの膝蓋骨はアジアゾウのそれより約50%厚く,これは膝関節回転軸からのモーメントアームが長く,膝の伸展力が体格に比して大きかったことを示唆する。このことはDesmostylusが側方型の姿勢であったことを裏付けるものである。歌登第1標本の頭蓋骨については他標本の情報の追加により議論を再考し,巻末に補遺として掲載した。(著者抄録)
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引用文献 (23件):
  • Abel, O. (1922) Desmostylus: Ein mariner Multituberculate aus dem Miozän der Nordpazifischen Küstenregion. Acta Zoologica., 3, 361-394.
  • Abel, O. (1925) Geschichte und Methode de Rekonstruktion vortzeitlicher Wirbeltiere. Verlag von Gustav Fischer, Jena, 327pp.
  • Clark, J. M. (1991) A new Early Miocene species of Paleoparadoxia (Mammalia: Desmostylia) from California. Jour. Vert. Paleont., 11, 490-508.
  • Domning, D. P., Ray, C. E. and McKenna, M. C. (1986) Two new Oligocene desmostylians and a discussion of tethytherian systematics. Smithson. Contr. Paleobiol., 59: 1-56.
  • Hay, O. P. (1915) A contribution to the knowledge of the extinct sirenian Desmostylus hesperus Marsh. Proc. U. S. Nat. Mus., 49, 381-397.
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