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J-GLOBAL ID:201702224580835146   整理番号:17A0786406

シェル分離ナノ粒子によるプラズモン増強蛍光の増強係数の増加

Increasing the Enhancement Factor in Plasmon-Enhanced Fluorescence with Shell-Isolated Nanoparticles
著者 (7件):
資料名:
巻: 120  号: 37  ページ: 20530-20535  発行年: 2016年09月22日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プラズモン増強蛍光とはプラズモニックナノ粒子から,ある距離を隔てて存在する分子からの蛍光である。本研究は,プラズモニックナノ粒子として径が40nmと100nmの大小二種類のAuナノ粒子をシリカ層(厚さは約10nm)で覆ったAuコア-シェルナノ粒子(Au-SHIN)を調製し,蛍光観察と有限差分時間領域(FDTD)解析により,クリスタルバイオレット溶液中とビスペンタデシルイミドペリレン-ステアリン酸混合物,エオシンデシルエステルーパルミチン酸混合物,及びエオシンデシルエステルの各Langmuir-Blodgett(LB)フィルム上でのプラズモン増強蛍光の増強係数とナノ粒子サイズ,ナノ粒子凝集及び試料温度との相関性を調べた。大きなAu-SHINは,溶液中及びLBフィルム上の小さなAu-SHINに比べて大きな増強係数を持つことがわかった。溶液中ではAu-SHINが凝集することによって増強係数はさらに増加した。エオシンデシルエステルLB膜上の大きなAu-SHINで最大増強係数(110倍)が得られ,低温(-130°C)では170倍となった。これはAuナノ粒子のプラズモン励起に起因する局所加熱が抑えられ無輻射過程が抑制されたためである。プラズモン吸収と分子の蛍光の重なり程度が高くなると増強係数が大きくなる。
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分類 (4件):
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固-固界面  ,  固-液界面  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  固体プラズマ 
物質索引 (6件):
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