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J-GLOBAL ID:201702224656382054   整理番号:17A0410670

一酸化窒素はエンドウ(Pisum sativum)実生における銀ナノ粒子(AgNps)誘発植物毒性を軽減する【Powered by NICT】

Nitric oxide alleviates silver nanoparticles (AgNps)-induced phytotoxicity in Pisum sativum seedlings
著者 (11件):
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巻: 110  ページ: 167-177  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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作物中のナノ粒子の有害な影響は,植物研究の最も興味ある分野の一つとして出現した。Pisium sativum実生に及ぼす銀ナノ粒子(AgNP)の影響を調べた。これに加えて,一酸化窒素(NO)はAgNPの毒性を減少させることができるかどうかを試験した。NOは最も魅力的な分子の一つである異なる環境ストレスに対する植物の耐性を増強できるであることが分った。本研究の結果は,AgNP処理(1000μMと3000μM)は,エンドウ実生の成長パラメータ,光合成色素およびクロロフィル蛍光,エンドウ実生の根とシュート中のAgの蓄積増加と相関することを有意に低下したことを示した。対照的に,Agの蓄積を減少させ,損傷した組織を修復しとしてSNP(100μM;NOのドナー)の添加はこれらのパラメータに及ぼすAgNp誘導有害作用を改善することに成功した。酸化ストレスマーカー(SOR,H_2O_2とMDA)のレベルは増強されたが,それらのレベルはSNP添加で有意に減少した。AgNP(1000μMと3000μM)は有意にスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とアスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)の活性を刺激したグルタチオンレダクターゼ(GR)とデヒドロアスコルビン酸レダクターゼ(DHAR)の活性阻害した。AgNPも総アスコルビン酸およびグルタチオン含量と激しく損傷した葉と根の解剖学的構造を低下した。一方,SNPの添加は更にSOD,APX,GRおよびDHARのレベルを増加させ,総アスコルビン酸とグルタチオン含量の減少したレベルを有意に増加させ,解剖学的構造を修復した。結論として,本研究はAgNP処理はAgと酸化ストレスの増強されたレベルによる成長,色素および光合成を減少させた悪影響を示唆している。SNP添加は根とシュートのAg取込,抗酸化系,酸化ストレスと解剖学的構造を調節することによりエンドウ実生に及ぼすAgNPの悪影響を改善することに成功した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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植物生理学一般 
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