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J-GLOBAL ID:201702224659836862   整理番号:17A1124882

断髄後のラット臼歯における歯髄筋線維芽細胞の特性化【Powered by NICT】

Characterization of Dental Pulp Myofibroblasts in Rat Molars after Pulpotomy
著者 (7件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1116-1121  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3223A  ISSN: 0099-2399  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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筋線維芽細胞は,α平滑筋アクチン(α SMA)を発現し,創傷治癒に重要な役割を果たしている。筋線維芽細胞分化は形質転換成長因子ベータ1(TGFβ_1)とextradomain Aフィブロネクチンスプライス変異体(EDA FN)の共同作用により制御される。現在,歯髄治癒に筋線維芽細胞の寄与は知られていない。,α-SMA陽性細胞の発現特性を解析し,歯髄治癒をよりよく理解するために歯髄切断後のTGFβ_1,EDA FN,α-SMA発現レベルを調べた。8週齢Wistarラットの上顎第一臼歯を,ミネラルトリオキサイドアグリゲートとpulpotomizedした。1~14日後,α-SMA,ラット内皮細胞抗原-1(内皮細胞のマーカーとして),ニューロン-グリア抗原2(血管周囲細胞のマーカーとして),プロリル 4 ヒドロキシラーゼ(P4H,筋線維芽細胞の更なるマーカーとして),及びEDA FNの局在および共局在を,免疫組織化学および二重免疫蛍光法を用いて分析した。TGFβ_1,EDA FN,α-SMAのmRNA発現レベルの経時的変化を定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応分析を用いて評価した。紡錘状α-SMA陽性細胞は歯髄切断後の過渡的に現れた。これらの細胞は最初に3日目にパルプコアで明らかにされ,その後5日目までに創傷部位に蓄積した。これらの細胞はラット内皮細胞抗原-1陽性細胞から分離し,ニューロン-グリア抗原2を発現していないが,P4Hを発現した。TGFβ_1,EDA FN,α-SMAのメッセンジャーRNAレベルは歯髄切断後に有意にアップレギュレートされた。EDA FNとα-SMAは5日目に創傷部位で共局在していた。TGFβ_1とEDA FN発現のアップレギュレーションと関連して,α-SMAとP4H二重陽性細胞が歯髄切断後の創傷部位に蓄積した。これは筋線維芽細胞は歯髄治癒に関与していることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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呼吸器の基礎医学  ,  細胞生理一般 

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