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J-GLOBAL ID:201702224668264481   整理番号:17A1177750

ROS1陽性転移性肺癌を前向きに同定された患者における同時癌遺伝子変異の高有病率【Powered by NICT】

High Prevalence of Concomitant Oncogene Mutations in Prospectively Identified Patients with ROS1-Positive Metastatic Lung Cancer
著者 (28件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 54-64  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3145A  ISSN: 1556-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ROS1を含む染色体再配列は,分子標的治療への優れた感度を伴う肺腺癌の稀な実体を定義した。西ドイツの癌センターにおける多重バイオマーカープロファイリングプログラム内で同定したたROS1陽性肺癌患者の臨床転帰とゲノム所見を報告した。標準化免疫組織化学(IHC)分析,蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH),ホットスポット突然変異分析は進行癌,転移性肺腺癌の805人の患者を含む1345人の患者で実施した。臨床的および疫学的データは,制度的データベースから検索した。IHC解析によるROS1陽性は,イベントの少なくとも15%のカットオフを持つ肺癌(肺腺癌の4.8%)の25人の患者に検出され,13患者(2.5%)を含むROS1FISH陽性であった。ROS1IHC分析陽性例のうち,36%はEGFR(六例,そのうちの五はEGFR-標的剤への応答で検証した),KRAS(二例),ホスファチジルイノシトール 4,5 ビスホスファート 3-キナーゼ触媒サブユニットα遺伝子(PIK3CA),およびBRAFを含む同時発癌性ドライバー変異を呈した。反復生検は進行で分析した場合は,初めはROS1FISH陰性として分類された三症例は15%陽性イベントのしきい値を通過した。ROS1陽性患者(104か月)の生存期間中央値は有意にEGFR/未分化リンパ腫kinase/ROS1負肺腺癌(24.4か月,P=0.044)の261人の患者のそれよりも優れていた。興味あることに,EGFR/未分化リンパ腫kinase/ROS1負腺癌(p=0.01)169ペメトレキセド処理した患者のそれと比較した場合,ペメトレキセドベース化学療法の開始から肺癌13ROS1陽性患者の全体的な生存率は有意に延長した。ROS1陽性転移性肺腺癌はしばしば同時に発癌性ドライバー変異を持っている。ROS1FISH陽性事象のレベルは経時的に変動した。多重バイオマーカー試験と反復生検によって発見されたならば,この不均一性は,更なる治療選択肢を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの診断  ,  遺伝学研究法 

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